岩手県矢巾町上下水道課 水道やはば

がんばろう岩手
  • マンガで読む水道やはば
  • じゃじゃと君とは
  • 壁紙プレゼント

ニュース

2025第6回水道サポーターワークショップを開催しました

2025年10月7日

   日時:2025年9月24日(水) 13:00~17:00

   場所:盛岡市東見前 公益財団法人岩手県下水道公社 都南浄化センター

参加者:水道サポーター9名、水道メーター検針員5名、町議会議員1名

 見学:富山市上下水道局、猪苗代町上下水道局

 講演:株式会社NJS

 取材:水道産業新聞社、日本水道新聞社

 テーマを「GESUIKU(下水道+社会教育)Vol.1」とし、前半は現場見学、中盤は講演、後半はグループワークを行いました。
 前回は町内西郷浄化センターの現場見学と下水処理の仕組みについて学んだことから、今回は本町の大部分の下水処理を担う都南浄化センター様のご協力をいただき、現場見学の他、特別に施設内会議室をお借りし、㈱NJS様による講演とグループワークを行いました。

【施設見学】
 本町の処理施設と異なり、浄化工程が目に見える施設構造であることから、悪臭を放つ濁水が無色無臭の透明な処理水へと変貌を遂げる様子を目の当たりにし、参加者から驚きの声が聞かれました。自分達が排出していることすら意識していなかった汚水。個々が排出し膨大な水量となった汚水をほぼ生物処理で浄化している実態を知り、環境への対応についても納得した様子でした。

【講演】
 「下水道システムの現状と未来に引き継ぐための課題」と題し、ニュースでは取り上げられないリアルな下水道の状況について、専門的なコンサルによる希少な動画やデータを駆使しつつ一般住民でも理解しやすい内容にまとめていただきました。また、本町下水道事業の経営状況等も県内他下水道事業と比較いただき、本町の現在地についても説明いただきました。参加者からは質問が相次ぎ、今回のテーマを取り上げたことによって、それに対する関心の高さを感じました。通常コンサルと使用者(=住民)との接点はなく、今回の取り組みは㈱NJS様からも良い機会をいただいたとの話をいただきました。

【グループワーク】
 参加者をA・Bの2つの班に分け、グループワークを行いました。本日の感想を聴き取りした後、下水道を未来に引き継ぐための課題としてフューチャーデザイン(FD)の手法を用いることで、現世代の短期的な利益追求に限らず将来世代(未来人)の視点も取り入れた意見を聴き取りしました。未来人である2025年の自分への意識変化点として、法被を身に着けるという行為をスイッチにしています。
〇主な意見
 ・管きょは地下から地表に配管されている。これにより維持管理がし安くなった。
 ・光触媒を用い、管きょ内で汚水を浄化できるようになった。
 ・各家庭で雨水や汚水を浄化し戸別で循環するシステムが確立し、上下水道料金は安くなった。
 ・人口減少が進み、下水道使用料は高くなった。
 ・太陽光等再生エネルギーの利用が増加し、町内で循環できるようになった。

一覧にもどる

Copyright © SUIDOU YAHABA All rights reserved.